ハウスメーカーや工務店とは異なる家づくり!設計事務所で建てる注文住宅の基礎知識!

こちらのサイトは、オーダーメイドで家づくりを行うときの選択肢になるのがハウスメーカーや工務店です。
しかし、これらとは異なる家づくりを実現してくれる設計事務所を利用したときの、注文住宅の基礎知識を解説しています。
設計を中心にしている事務所でもあり理想の家に合わせて選びたい、専門家に相談するメリットなどにも触れているので現在家づくりを検討していて依頼先が決まっていない人など参考にされることをおすすめします。

ハウスメーカーや工務店とは異なる家づくり!設計事務所で建てる注文住宅の基礎知識!

設計事務所は、主に家の設計を行うことが仕事になっているので、住宅の建築においては工務店などに発注するスタイルになります。
中には、工務店と提携を行っている設計事務所もあり家の設計と建築の連携を図っている所も少なくありません。
ハウスメーカーの場合は、標準的なプランがいくつか用意されていてその中から希望の間取りやデザインを持つプランを選ぶ形になりますが、設計事務所の場合は白紙の状態から家の設計を行うので理想の家づくりが実現する、他のはない注文住宅を作ることができる魅力もあります。

注文住宅の建築ができる設計事務所とは?

施主の要望をデザインに落とし込んで作られる注文住宅は、設計事務所に頼むとより自由度の高い家を作ることができます。
設計事務所とは住宅メーカーとは異なり、住宅のデザインや設計をメインに引き受ける事務所です。
あくまでメインは設計となっており、施工に関しては工務店を探すことになるでしょう。
デザインや設計を中心に行うだけあり、設計事務所とはより希望に合った注文住宅を作りたい時に最適です。
施主の希望を聞き、詳しい相談をしながら設計図を作成してくれるため、ユニークなデザインの家も作成可能となっています。
実現が難しいデザインであっても設計事務所と相談してアレンジしながら付け加える、予算や使用素材を考慮しつつ図面を作ることができるメリットも多くあります。
あらかじめ決められている住宅パータンから選ぶハウスメーカーや工務店とは異なり、あくまでも施主側の立場に立った図面を作ってくれるのが設計事務所の特徴でしょう。

建てられる住宅に違いがある設計事務所の種類

施主と相談しながら住宅のデザインを行ない、設計図を書き起こしてくれる設計事務所ですが、実はいくつかの種類が存在しており、それぞれに違いがあります。
主な種類としては官公庁などの仕事を受けて構造計算などを行う構造設計事務所、給排水設備や衛生設備などを担当する設備設計事務所、さらには建設会社などが利用する代願設計事務所などが代表でしょう。
さらに意匠設計と呼ばれる事務所などもあるため、住宅を建てる際にはあらかじめ違いを理解しておくことをおすすめします。
一般の住宅に関する仕事を主に引き受けている事務所には一級建築士が在籍している例も多くあり、様々な建物の建築が行えます。
大型の建築を頼みたい時には利用しやすく、細々とした箇所まで詳細な相談が可能です。
凝ったデザインで住宅を作りたい時には、事務所の中でもアトリエ系を選ぶと良いでしょう。
おしゃれかつ最先端のデザインなどを得意としており、施主の要望をまとめて設計図を作ることができます。

同じ住宅の建築でも設計事務所と工務店による違い

住宅の専門家である、工務店に建築をする場合には当然ながらそこに様々な知識が必要になります。
依頼する側も専門家でないため、基本的な知識を身に付けておいた方が良いです。
本格的に深堀をするとキリがありませんが、本当に表面的なことだけでも知っておくと良いかもしれません。
そのうちの1つが、工務店と設計事務所の違いになります。
簡単に言えば、設計事務所とは設計をするだけになるわけです。
つまり、住宅の建築に携わることありません。
事務所の人が、のこぎりなどを持って木材を切るような事はないといえます。
一方前者の場合は、様々なジャンルがありますが直接工事をするケースもありますがそれ以外にも下請けの業者に任せることも少なくありません。
下請けの業者に任せるようなところは中間マージンが発生することになるでしょう。
いずれにしても、総合的な窓口になるのが特徴と言えるかもしれません。
そのため、この2つの違いをよく理解した上で家づくりを依頼するべきです。

設計事務所に注文住宅を依頼したときの費用

住宅を建てたいと考えたときには、設計事務所にお願いして理想の住まいをお願いすることもあります。
依頼をした場合にはいくら費用がかかるのか、その点を知っておくだけで用意する金額の違いがわかります。
まず諸経費として不動産仲介手数料というのがあり、これが約3%くらいかかり、登記などにも1〜3%は決まって必要です。
また設計事務所によって金額の違いがあるものの、おおよそ新築だと1㎡あたり10〜30万円の計算となります。
これは大きさによって変わってきますので、住宅づくりの基本ベースとして考えておくことです。
設計料になってくると最低でも100万円から必要になり、有名設計士になると1000万円クラスで費用がいります。
住宅を頼むときには自分の予算と想定している大きさや間取り、そういった総合的な要素を考慮してお金の計算がされるのは間違いありません。
安いからといって住宅が悪いものではなく、ライフスタイル合った住宅を建てることが理想です。

注文住宅の相談をするなら相性が良い設計事務所

家を建てる際に悩むのがどのようなデザインにして、どこの会社に依頼するかです。
有名なハウスメーカーに依頼すれば設計から施工、完了後のメンテナンス保証が付くなどの付加価値もありますが、ハウスメーカーに設計を依頼するとどの家も同じような外観になって、せっかくの注文住宅が味気ないものになってしまいます。
もし他と違った個性的な家にしたいと考えているなら、戸建て住宅を専門に扱う設計事務所を訪れるのも一つの手段です。
設計事務所と言っても得意とする分野やこだわりなどがあるので、あらかじめホームページなどを見て確認しておきましょう。
木の素材にこだわっているところやヨーロッパ風のデザインが得意、和風モダンが得意などホームページを見るだけでも選択は可能です。
まだイメージがわかない、どれにしようか迷っている場合には、気に入ったデザインをいくつか選び、その設計事務所に直接足を運んでみてください。
実際には設計事務所の人との相性などもあり、デザインだけではなく、この人に任せたいと思う人に出会えることも大切です。

住宅設計の提案力が高い設計事務所

サラリーマンだった人が結婚をして住宅を建築するケースが多いですが、この場合どの設計事務所に依頼するか問題になります。
建売住宅の場合には設計事務所は関係ありませんが、注文住宅の場合には工務店を選ぶパターンもあれば設計事務所を選ぶ方法もあるでしょう。
この場合には、提案力が高いところを選んだ方が良いかもしれません。
ここで言う提案力とは何かと言えば、素人ではわからないことをわかりやすい観点から説明してくれる事と同時に、加えて素人には思いつかないようなプロの視点を説明してくれることです。
例えば、3階建てにした場合、3階部分の部屋の広さに対してこだわりがある人に対し、現在の要求を飲むと同時にそれでは法律的に引っかかってしまう場合があるためもう少し違う形にしましょうとプロなりの意見を述べるわけです。
その結果、本人たちの要望を叶えることに加えて、法律に適合した住宅を建築することができるため、どちらにしてもデメリットはありません。
このような高い提案ができるところはあまりないため、事前にその会社の情報などを確認しておくのが良いかもしれないです。

設計事務所選びで参考になる過去に設計した住宅

オリジナルの住宅建築を依頼する上で役立つのが、実績が豊富な設計事務所です。
しかし事務所によって建築士の個性が違うので、依頼先を選ぶのは意外と難しいです。
ところが過去の実績を調べると、施主のニーズにマッチした設計事務所を見つけることができます。
特に相続した都市部の土地に注文住宅を建てたいときには、コンパクトな敷地に強い事務所を選ぶのがポイントです。
様々なアイデアで20坪程度の敷地をフル活用できる建築士がいる事務所は、特に大都市でこだわりのある住まいを実現したいときにも役立ちます。
ウェブサイトで過去の設計の実績を調べるときには、建物の構造や間取りにも注目するべきです。
木造やコンクリートをはじめとして様々な建材を活用できる事務所は、特に個性のある注文住宅を建てたい人にも手ごろです。
一方で設計を建築士に依頼する場合には、住宅のコストが割高になります。
けれども耐久性に優れた建物にすると、長期的な視点では割安感が高まります。

理想の注文住宅を建てられる設計事務所の選び方

自分が理想とする注文住宅を建てたいと思った時には、ハウスメーカーや工務店に依頼する方法以外に設計事務所に依頼するという方法があります。
設計事務所では依頼主の立場に立った設計をしてくれる建築士が在籍していて、家の細部に至るまでを白紙の状態から細かく設計をしてくれるのが大きなメリットです。
ただし、どんなに建築士の腕がよくても、自分の思い通りの家を建てられなければ意味がないため、設計事務所を選ぶ時には建築士がこれまでに手掛けてきた実績などで作風を確認したり、デザインが自分の好みに合うかどうかを見ておかなくてはいけません。
また、建築士とは注文住宅が出来上がる時までに何度も打ち合わせを重ねることになるため、なんでも話しやすい人柄であるかどうか、丁寧に話を聞いてもらえるかどうかなど自分との相性も考えて選ぶことで、スムーズな家作りにつながります。
決め手にかける場合には、複数の建築士から初期提案を行ってもらい、気に入った設計事務所に決めるのも選び方の一つでしょう。

工務店と共同で住宅を建てる設計事務所

よく工務店と一緒に設計事務所が住宅を建築するようなことがあります。
中には、この2つは別々であり同時に契約する事はないと考えている人がいるかもしれません。
確かにそれもそのとおりであり、その点の理解がとても重要になります。
基本的に、設計をするのは必ずしも特定の設計事務所である必要はありません。
工務店の中にスタッフがおり、建築士等がいればその人に任せれば良いそうです。
ですが、専門的な知識を持っているスタッフがいない場合には、外部の会社と契約をすることになるはずです。
その場合であっても、たいていは会社に任せておけばなんとかしてくれるため、たまたま自分が契約をし忘れたからといって、話が進まないような事はないでしょう。
費用に関しても、事前に見積もりをしているので安心といえます。
見積もりに関しては、途中で変更する事は滅多にありません。
仮に変更する場合があったとしても、事前に投稿する内容の連絡が来るわけです。

設計事務所の依頼者はどのような要望が多い?

設計事務所の依頼者は、さまざまな要望を持っていますが、一般的には以下のような要望が多いです。
まず一つ目は機能性と快適性の追求です。
依頼する者は、建物や住宅の利便性や使い勝手を重視します。
例えば、住宅の場合、間取りの工夫や収納スペースの確保、環境への配慮などが要望されることがあります。
オフィスや商業施設の場合には、効率的な作業環境や快適な空間づくりが求められます。
二つ目はデザイン性と美観の追求です。
依頼する者は、建物や空間の外観や内装において、個性や美しさを追求したいと考えています。
設計事務所には、独創的なデザインの提案や素材の選定、色彩の配色などを求めることが多いでしょう。
依頼する者が建物や空間を通じてアイデンティティを表現したいという欲求があります。
三つ目は予算とコストの配慮です。
クライアントは、プロジェクトの予算やコストに関心を持っています。
設計事務所には、適切なコスト管理や効率的なプランニングを求めることがあります。
コストと品質のバランスを取りながら、最適な提案をする能力が求められます。
四つ目は持続可能性と環境への配慮です。
現代の社会では、環境への配慮や持続可能な建築が求められています。
エネルギー効率や再生可能エネルギーの活用、環境に配慮した素材や施工方法など環境への配慮を重視することが多いでしょう。
設計事務所には、持続可能な建築やグリーンデザインの提案が求められます。

設計事務所では担当者との相性も大切

設計事務所では営業と設計に分かれてそれぞれの業務を行い、依頼者をフォローすることがあります。
営業担当はその名の通り営業部分を担当し、所属する設計事務所の強みなどをアピールする仕事です。
優秀な担当者であれば注文の内容に応じて設計事務所の特徴を伝え、アピールすることもできるでしょう。
最初に接触した営業社員が住宅の完成まで担当者となる例もあり、場合によっては長い付き合いになることもあります。
一方で設計担当は家の設計などを受け持ちます。
注文を聞き取りながら設計図を作り、実際に建築される家を明確にしていきます。
営業部門が置かれていない設計事務所などでは、両方の仕事を兼ねることもあるでしょう。
小さな事務所はこの傾向が顕著になっています。
いずれの場合も依頼者と担当の相性が大切です。
納得のいく家を建てるためには、しっかりとした対応をしてくれる、最後まで投げ出さずに職務を全うできるなどの担当が必要になります。

東京の設計事務所は遠方から出向くだけの価値がある

あまり知らない方も多いかもしれませんが、設計事務所とは建築物の計画や立案を行って設計や設計監理はもちろん、工事監理などを全て引き受けてくれる優秀性の高い事務所のことを意味しています。
これから新しく建物を建築したいと考えている場合には必ず依頼した方が良い存在と言えるのですが、優秀で有名な設計事務所に依頼したい場合、遠方から遥々向かわないとなかなか交渉できないことがある点が少し残念と言えるでしょう。
もちろん、田舎であっても人気の高い設計事務所は数多く存在しているのですが、細かいサービスに関しても確実に行ってくれるところは都会の方が圧倒的に多いので、確実に素敵な建築をしたいのであれば遠方から出向く価値は多いにあると言えます。
今最も人気の高い設計事務所と言えば、口コミでも高い評価を得ている日建設計になるので、どこに依頼するべきか悩んでいる場合にはぜひ参考にしてみてください。

設計事務所の中でも競技場の案件を受けるには

設計事務所の中でも競技場の案件を受けるには、いくつかの要素が必要です。
まず一つ目は、その設計に関する専門知識と経験です。
そこは特殊な建築物であり、スポーツイベントや観客の収容など、独特の要件を満たす必要があります。
そのため、設計に関する豊富な知識と経験が求められます。
二つ目は実績や評判です。
その設計案件を受けるには、これまでの実績や評判が重要です。
他の設計や関連するプロジェクトでの成功事例を持つことが、信頼性と競争力を高める要素となります。
実績や評価を上げるためには、競技場に特化したプロフェッショナリズムと創造性が求められます。
三つ目はネットワークと業界のつながりです。
その案件は大規模なプロジェクトであり、関係者との連携や協力が不可欠です。
設計事務所が業界内のネットワークや関係者とのつながりを持っていることは、その案件を受ける上で有利です。
協力企業や専門家との信頼関係を築き、情報やリソースを共有することで、設計案件に参加する機会が増えるでしょう。
四つ目は提案力とクリエイティビティです。
競技の場所は多くの要素を考慮して設計する必要があります。
そのため、設計事務所は提案力とクリエイティビティに優れていることが求められます。
斬新なアイデアや持続可能性への取り組み、施工性や利便性への配慮など、その特性に合わせた独自の設計手法や提案が求められます。

センス溢れる建築物に欠かせない設計事務所の選び方

まず、設計事務所の実績や経験を確認することが重要です。
過去にどのような建築物を手がけてきたのか、その作品のクオリティや評価はどうなのかを調べることで、その事務所の能力やセンスを把握することができます。
また、アプローチや哲学に共感することも大切です。
建築物は単なる機能だけでなく、美しさや独自性を持つべきです。
考え方やデザインのコンセプトが自分の理念と合致しているかどうかを見極めることが必要です。
さらに、コミュニケーション能力も重要な要素です。
建築プロジェクトは長期にわたるものであり、設計事務所との円滑なコミュニケーションが求められます。
相互の意見交換や要望の共有がスムーズに行えるかどうかを確認しましょう。
そして、チームメンバーの能力や専門性も重視すべきです。
建築プロジェクトには様々な専門知識が必要とされますので、それらをカバーできる人材を揃えているかを確認することが重要です。
最後に、設計事務所との相性も見逃せません。
信頼関係を築き、長期的なパートナーシップを形成するためには、お互いの価値観やコミュニケーションスタイルが合致していることが重要です。
初めの面談や打ち合わせで、相手との相性を感じ取ることが大切です。

著者:羽田良行

筆者プロフィール

岐阜県各務原市生まれ。
こだわりのある注文住宅のために、設計事務所についての記事を執筆しています。
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