理想の住宅に合わせて選びたい設計事務所

理想の住宅に合わせて選びたい設計事務所

設計事務所は、ハウスメーカーや工務店と同じく注文住宅の家づくりに欠かすことができない存在であり、家の設計を中心にした業務を行っている事務所です。
そのため、設計事務所で完成した設計図は工務店などに渡されて家の建築を行うことになるので設計する会社と家を建築する会社の2つがタッグを組み1つの家を完成させる流れになります。
家の設計は、施主のイメージを形にするための基本的な図面を製作することであり、イメージをどのように伝えるのかが理想の家づくりを成功に導くためのポイントにもなって来ます。
口頭では伝えにくいこともイラストを書いて説明を行ったり、色合いなどはデザインも含め写真などを提供することで生活に伝えることができるようになります。
ただ、設計事務所には得意領域があるので、その領域が自分たちが好むの間取りやデザインになるのか過去の施工事例などを見て理想の家を作ってくれる設計事務所であることを確認した上で依頼するようにしましょう。

意匠やデザインにこだわりがあるアトリエ系設計事務所

設計事務所の形態の一つに、アトリエ系があります。
一般的な特徴としては個人経営の規模で小さく、意匠やデザインにこだわりがある傾向が強いです。
そもそも設計事務所の業界は競争が激しく、大規模なビルやマンションなどは有名設計士が所属する事務所が選ばれます。
個人の建築家が一人や少人数で経営している中小規模の事務所は受注を受けるだけでも大変で、そのためには他にはない武器が必要です。
そこで武器となっているのが意匠やデザインで、その設計事務所ならではの強みでもあります。
一般住宅の建築を依頼したいときにも、デザイン性の高い提案をしてくれるので満足できる可能性は高いでしょう。
ホームページなどをチェックしこれまでの施工事例と自身のセンスが一致したら、アトリエ系設計事務所に相談してみるのもおすすめです。
センスが一致する事務所を見つけて設計を依頼したら、他にはない唯一無二のオリジナリティ溢れる住まいを考えてくれます。

著者:羽田良行

筆者プロフィール

岐阜県各務原市生まれ。
こだわりのある注文住宅のために、設計事務所についての記事を執筆しています。